ラミラミ外道選抜大会構築説明
【構築コンセプト】
基本は対面、相手から見えない勝ち筋も用意する。
【基本的な立ち回り】
3.ヤドランで詰める(場合によってはサンドパンもあり)
また、相手の構築によっては初手ダイマも視野に入れたい。
【個体解説】
ドラピオン@でんきだま
性格:ようき
特性:カブトアーマー
技構成:がんせきふうじ/なげつける/ちょうはつ/どくびし
実数値:153(60)-142(252)-132(12)-×-96(6)-151(180)
調整意図:
HB:ダグトリオのじしん最高乱数切り耐え
S:最速85族抜き(ジャラランガ意識)
本構築の相棒枠。汎用性を考えるとサポート型になっちゃうのはご愛敬。
主な仕事は先発役。どくびしにより相手の受けポケモンに負荷をかけたり、ちょうはつで相手の先発起点役を機能停止にできる。
でんきだまなげつける、がんせきふうじによるSサポートも可能。
一応Aに振り切ってるのは、チラチーノより速いマニューラをがんせきふうじで確定2発に出来るため。
とはいえ基本火力は出ないので相手の身代わりには弱い。
性格:ようき
特性:すなかき
技構成:がんせきふうじ/じしん/カウンター/ステルスロック
実数値:151(4)-152(252)-130-×-75-128(252)
調整意図:
H:奇数調整
コンセプトにある相手から見えない勝ち筋を担う①。
ギガイアスと並べておくことでこちらがダイマアタッカーだと誤認させるのが目的。
実際の役割は先発起点要因、がんせきふうじとステロで場を整え次のポケモンに託す。
一応すなかきなので実際にダイマアタッカーが出来なくもない。
タスキの行動保証があるのでヤドランが投げれないときの詰め要因として投げたり、相手の物理ダイマアタッカーにカウンターを合わせに行ったりする。
チラチーノ@おうじゃのしるし
性格:ようき
特性:スキルリンク
技構成:スイープビンタ/ロックブラスト/タネマシンガン/でんじは
実数値:150-147(252)-80-×-81(4)-183(252)
調整意図:
特になし
基本的に先発で投げて相手の先発役を怯みを絡めて突破、2体目にでんじはを入れるのを目指します。
自分より遅い相手にはめっぽう強いのでこの環境においては強そう。
仮想的はシザリガー、デンチュラ、エレザード、バイバニラ、ユキノオー、マンムー。
またマンムーは無振りでタネガン耐えてきます。
怯ませましょう←
余談ですが怯む確率は41%です。
ギガイアス@弱点保険
性格:いじっぱり
特性:すなおこし
技構成:ロックブラスト/アイアンヘッド/じしん/じごくづき
実数値:185(196)-205(252)-152(12)-×-100-51(44)
調整意図:
H:奇数調整
B:余り
S:無振り30族抜き(ヤドラン意識)
コンセプトにある相手から見えない勝ち筋を担う②。
サンドパンと並べておくことでこちらが先発起点役の砂撒き要因だと誤認させるのが目的。
実際の役割は弱保ダイマアタッカー、純粋な殴り合いならルンパッパにも勝てる化け物。
一定数環境に出てきそうなバイバニラ+パッチルドンみたいな並びに強い点、ポットデス等の襷を潰せる点も評価したい。
Sに振ることであと投げしてきたB特化ヤドランをダイロック+砂ダメ+ダイアークで落とせるようにしてある。
代わりに格闘技がない点は要注意。
ルンパッパ@いのちのたま
性格:おくびょう
特性:すいすい
技構成:ハイドロポンプ/リーフストーム/れいとうビーム/かみなりパンチ
実数値:155-81-90-142(252)-121(4)-134(252)
調整意図:
特になし
コンセプトにある相手から見えない勝ち筋を担う③。
基本的には普通のダイマアタッカールンパッパで、かみなりパンチを採用しました。
主な理由は3つあります。
2.あくび対策(ブラッキーなど)
ハガネール×マンタインはそれぞれのタイプ補完に優れているうえ物理受け特殊受けと役割がはっきりと分かれており、どくびしも効かないため非常に厄介です。
なので今回かみなりパンチを採用することでマンタインを不意のダイサンダーで倒せるようにしてあります。
(マンタインへのダメージは93.7~110.4%で乱数62.5%)
ヤドラン@オボンのみ
性格:ずぶとい
特性:どんかん
技構成:アシストパワー/めいそう/てっぺき/なまける
実数値:200(236)-×-178(252)-120-101(4)-52(12)
調整意図:
H:偶数調整(オボンのみを食べやすくするため)
S:44振りギガイアス抜き
コンセプトにある相手から見えない勝ち筋を担う④。
考察初期段階ではヤドキングだったのを型が読まれやすいので変更した。
またてっぺきボディプレスが主流な為、構築で重めなブラッキーを牽制出来たらいいなぁ……と申し訳程度の期待を含んでいる。
オボンのみの回復により受けれる範囲がとても広い点を評価したい。
また、S実数値を本構築のギガイアスより1高くしているのはメタモン対策です。
ヤドランに上からてっぺきを積まれないようSに振ってるギガイアスに対し、こちらはギガイアスの上からてっぺきを積めるようSに振っています。
また、オボンのみを持っているため弱保によりA2段階上昇したギガイアス(メタモン)を受けることが出来ます。
具体的なダメージ計算は以下の通り。
A2段階上昇ダイアーク➡B2段階上昇ヤドラン(56~67%)
最大乱数の67%を受けた場合残りHPは33%、オボンを食べて58%まで回復する。
砂ダメージが6%なので残りHPは52%。
もう一度上からてっぺきを積むことで、
A2段階上昇ダイアーク➡B4段階上昇ヤドラン(24~29%)
再び最高乱数を受けた場合、残りHPは23%。
砂ダメージを受けても17%のHPが残るため、受けが成立する。
しかし気を付けなければならない点が1点、相手のメタモンがスカーフの場合ダイマが切れた後に先攻を取られるため受けることが出来ません。
相手のダイマが切れそうな場合はHPを気にした立ち回りをしたい。
参考までに、ダイマが切れた時のダメージ計算は以下の通り。
A2段階上昇じごくづき➡B2段階上昇ヤドラン(35~42% / 実数値70~84)
A2段階上昇ダイアーク➡B4段階上昇ヤドラン(24~29% / 実数値48~58)
A2段階上昇ダイアーク➡B6段階上昇ヤドラン(18~22% / 実数値36~44)
とはいえメタモンは基本スカーフ想定で動かないといけないので、前述した動きは「メタモンがスカーフでないと確信が持てる場合」に実行するのをお勧めします。
【苦手なポケモン】
[ジャラランガ]
ルンパッパ、ギガイアスがタイプ相性的に不利。
絶対に積ませないよう立ち回りたい。
[メタモン]
対策を用意していてもスカーフはキツイ(対策とは)。
ギガイアスをコピーさせてルンパッパやサンドパンで倒すのが現実的か…。
(追記)
よく考えたら相手がメタモン構築の場合、ギガイアスで初手ダイマ→ギガイアスコピーされてもサンドパンのカウンターorじしんで処理→ヤドランで詰めと言った動きで勝てるかもしれない。
[ブラッキー]
抜群を付けるポケモンがほぼいないため、ルンパッパが出せない場合に重くなる。
どくびしで負荷をかけて何とか突破を狙いたい。
[ダグトリオ]
チラチーノより速いのが偉すぎる。
一応ドラピオンのでんきだま投げつける、ちょうはつで機能停止を狙える。
【さいごに】
ここまで読んでくれた方、ありがとうございます。
今回こうして構築者としてPTを用意させていただく事になり、自分の中でいかに意表を突きつつ使いやすいPTに仕上げるか試行錯誤していました。
結果としては多少抜けた部分もありますがそれなりに面白い構築になったと思います。
それでは、この構築を使ってラミラミ外道選抜大会に出る方の健闘を祈っていますね!
頑張ってください!!!